1947-11-21 第1回国会 衆議院 水産委員会 第26号
よつて時の福井縣知事白男川譲介氏は、縣下にわたり避難港と漁港の適地に關し、調査を進められました結果、小濱灣の西方和田港は大島半島に圍まれ、風波の恐れ少く、加うるに半島の根基にありまして、内海と外海との距離わずかに二百八十間に過ぎず、この地を開發するときは、東方は小濱灣口より西方は和田外海よりするいわゆる東西兩面に入り口を有することとなり、漁船の避難には最好適と相なるのでありまして、内海面には岸壁近く
よつて時の福井縣知事白男川譲介氏は、縣下にわたり避難港と漁港の適地に關し、調査を進められました結果、小濱灣の西方和田港は大島半島に圍まれ、風波の恐れ少く、加うるに半島の根基にありまして、内海と外海との距離わずかに二百八十間に過ぎず、この地を開發するときは、東方は小濱灣口より西方は和田外海よりするいわゆる東西兩面に入り口を有することとなり、漁船の避難には最好適と相なるのでありまして、内海面には岸壁近く
よつて時の福井縣知事白男川讓介氏は、縣下にわたりまして避難港と漁港に関し調査を進められ、その結果小濱湾の西方和田港は大島半島に囲まれ、風波の恐れも少く、加うるに半島の根基にありて内海と外海との距離は僅かに二百八十間に過ぎず、この地を開穿するときは、東方は小濱湾口より西方は和田外海よりするいわゆる東西両面に入口を有するを以て、漁船の避難には最好適地にして、又内海面には岸壁近く小濱線が走りまして停車場があり